「本格的なヨーロッパ菓子をベースにしながら、
日本人ならではの新しい洋菓子をつくりたい」
そんな想いから、HIBIKAの洋菓子は生まれました。
HIBIKAが大切にしているのは、
にっぽんならではの美しい四季を、
味や素材、香り、食感、色彩、モチーフなど、
さまざまな要素で表現すること。
そのこころは、
にっぽん人が誇る食文化にも通じています。
HIBIKAの商品開発をおこなうパティシエは、洋菓子の本場・ヨーロッパで厳しい修業を積み、本物の技術とセンスをぞんぶんに吸収してきました。それは、HIBIKAのケーキの細やかなディテールにも表れています。たとえば、美しい断面図。幾層にも重なるさまざまな素材の組み合わせは、色彩の配分や四季を思わせる佇まいまで計算しつくしています。そして、口に入れた瞬間、一体になるように仕上げられた異なる食感や風味のあわせかた。見た目のデコレーションはもちろん、カットした時にもときめきを感じていただけるように。日本人ならではの繊細なこだわりが、HIBIKAのケーキには隠されているのです。
味わいに奥深さをつくる秘訣は香り——————。最高のケーキを五感のすべてでお愉しみいただきたいから、HIBIKAは香りの鮮度にもこだわっています。みずみずしくフレッシュなフルーツの香り。香ばしさを引き立てるナッツの香り。こころまで心地よく刺激するハーブやスパイスの香り。芳醇なリキュールやお酒の香り。お届けしたいのは、HIBIKAの洋菓子ならではの個性豊かな香りたち。ふわりとひろがる余韻まで、どうかお楽しみいただけますように。
しっとり、ほろほろ、ざくざく、ふんわり。一つひとつのおいしさに遊びごころを持たせるため、お菓子ごとに異なるさまざまな食感をつくり出しました。お菓子によって使用する小麦粉を使い分けたり、その日の天気や湿度によって焼き加減を最適な状態で見極め、時間や温度をコントロールしたり。技術も知識も心意気も磨いたパティシエだからこそ、小さな妥協も許しません。楽しい食感、心地いい食感、不思議な食感。食べ進むほどに幸せになる食感の数々を、ぜひご堪能ください。
にっぽんが誇る食文化には、盛りつけや彩りなどにも心を配り、目でも味わうという特徴があります。そのにっぽんならではの感性を、洋菓子の世界でも愉しんでいただくために、HIBIKAでは、ショーケースに並んだ一つひとつのケーキの色合いも、その季節をイメージした色で統一しています。また、ギフトのパッケージやリボンの色なども季節ごとに変化していきます。四季の移ろいとともに装いも新たに移り変わるHIBIKAのショップ。ここで、新しい季節の訪れを感じてみてください。
日本には、季節の情景や風土を表す美しい言葉があります。音やことばの響きからもお菓子を愉しんでいただきたい、そんな想いをこめて、HIBIKAのケーキの多くは、にっぽんの「季語」から名づけられています。にっぽんならではの美しい言葉をひもとき、パティシエが色・形・モチーフなど、想像をふくらませてつくっています。季節ならではの情景を思い描きながらお召し上がりいただけると幸いです。